まわりが次々とシーズンインしていってる中、俺はまだ滑ってない。
まあ人工雪にそんなに萌えないのもあるが、ノーマルタイヤなのでまだ行けないという理由もある。
シーズン真っ盛りですらノーマルで突っ込んでいく奴もいるが(10年前の俺)、今の俺はちゃんと分別のついた大人だ。
しかし予想外に早く雪が降りそうなので、つい先日スタッドレスを注文したから、今週の土曜には到着するはずだ。
これで一番早くて12月の第2週から行ける準備が整った。
ところでいつ頃どこへ行くかをネットで探し回るのも楽しみの一つだが、今日とんでもなく悲しいものを見てしまった。
あの石川県の白山中宮温泉スキー場のHPを見てみるとなんと「2008シーズンは都合により休業させていただきます」と書いてある。
何度かブログにも書いてるが、俺がシーズン券をただでもらったところであり、また圧雪してないので普通のコース中でも新雪に埋もれて抜け出れなくなるゲレンデである。
スキーヤーから見るととんでもないところでも、フリーライダーから見ると天国のようなゲレンデであった。
比良山に続いてまた俺の大好きな「やる気ない」ゲレンデが潰れてしまった。
あぁ悲しい・・・
ファンタスティック4という映画をDVDで見てると、超能力を持った男女4人が世界を救うという映画なのだが、そのうちの男女2人が、ヘリボーディングでスキーとスノーボードで雪山を滑るシーンが出ていた。
まあ、それに見とれてたわけだが、ホットワックスしながら板にアイロンがけしてた俺は、床に置いたアイロンに触れてヤケドしちゃったよ~!
何ゆえ2本の線が入ってるかは分からないが、現在ハンドクリームを塗って治療中。
回復力の早い俺は既にカサブタができているってさ!
23日に十勝岳連峰の上ホロカメットク山安政火口付近で雪崩が起きて4人の方が亡くなるという災害があった。
去年の雪不足から一転して、今年は早くも雪崩が起きたり突然の大雪に見舞われたりしている。
暖冬化などと言われるが、実は日本海側は世界でも有数の豪雪地帯なのである。
これは大陸からの冷たい風が、日本海の暖かくて湿った空気を吸って雪雲に変化し、それが高い山脈にぶつかって日本海側に雪を降らすのだ。
そしてこの日本海側の豪雪地帯には人口の2割近くの人々が住んでいる。
この2割近くの人々が住んでる地域に雪崩の危険地帯は全国で2万ヶ所以上あることは案外知られていない。
雪崩には厳冬期に多く起きる表層雪崩と春先に多く起きる全層雪崩がある。
特に表層雪崩は、速度が速く破壊力が強大で被害範囲も広くなるそうだ。
パウダーを求めて誰もいない山で滑るエクストリーマーなら、充分な知識と装備も慎重にしなければならないと痛感した事件だった。
今日は日本列島の上空に寒気が流れ込み、各地でこのような光景が見られた。
もはや真冬である。
民間気象情報会社ウェザーニューズはラニーニャ現象の影響で、今週の降雪が今シーズンの第1波で、北海道や長野のスキー場ではオープンと同時に新雪が楽しめる見込みで、12月下旬と、来年1月末から2月上旬にはまとまった雪が降ると予想している。
また各地域の降雪の特徴は、
北海道 ・東北・・・冬型の気圧配置になることが多く、雪の降る日が多い。ときおり冬型の気圧配置が緩む時期もある。
関東・中部・・・月に一度ぐらいのペースでまとまった雪が見込まれ、ゲレンデに雪が供給される。降雪量は例年に比べれば少なめとなる所もあるかも。
近畿・中国・九州・・・月に一度ぐらいのペースで寒気が流れ込み、まとまった雪が見込める。シーズン前半はゲレンデに定期的に雪が供給されるが、春の到来は早い見通し。
と予言している。
そして全般的には昨シーズンより寒さの訪れが早く、安定して雪が降るのが特徴らしい。
エライぞウェザーニューズ!
もっと素敵な予言をプリーズ
昨日から今朝にかけてこの秋一番の冷え込みになったようで、各地から初雪や初冠雪やゲレンデ情報が寄せられている。
いや寄せられてるんじゃなくて、俺が取りに行ってるだけだが・・・
近畿でもこんな光景が見られるようになった。
また我が滋賀県でも比良山系はすっかり真っ白になった。
この辺でもこんなものだから、岐阜県のウィングヒルズ白鳥リゾートでは、
最近すっかり写真ブログになってしまったが、シーズンインが間近に迫った証拠だろう。
ところで俺の板の出来具合はと言うと、
おお~現在すでに10回以上のベースワックスを入れてるのでテカリ具合が最初の頃と違う。
あとはサイコーに硬いワックスをすればほぼできあがり
Author:kaz
骨折歴1回。
主な滑走場所:北陸、奥美濃、飛騨、信州、滋賀、兵庫など。
年間滑走日数10~20日
ウイスラーの麓に永住したいフリーライダー。