こう毎日毎日暑いと冬が恋しくて仕方ない。
しかし寒い冬でも暑くなることがあるのだ。
スノーボードを始めた初心者の頃はよく暑がってた。
近場で滑ることが多いとはいえ、Tシャツにウエアをはおっただけで滑ることが多かった。
しかし今は違う。晴れた暖かい日でもネックウォーマーで顔まで隠して完全防寒で滑っている。
なぜ初心者の頃は寒くなかったのか?
理由は簡単である。
無駄な筋肉を使いすぎて汗かいてただけなのだ。
上手くなってくると無駄な筋肉を使わないしゲレンデにいるのだからフツーに寒い。
初心者にお勧めなのはベンチレーションシステムのついたウエアやパンツだ。
これだと暑くなってくるとチャックを開けるだけで外気を取り入れられる。
初心者でなくとも春先の暖かい日には使い勝手がよい。
それにしても仕事するときのスーツにもベンチレーションシステムがついていればいいのにと思う最近の暑さである。
初心者の頃、新潟県のARAI(いまは潰れたが)の「まむし返し」という急斜面のコースに入って行き、止まることができずに50m以上滑落したことがある。
上下逆さまになって落ちていくので、ウエアのあちこちの隙間からどんどん雪が入ってき、ようやく止まったときには雪だるまみたいになっていた
雪が侵入しないパウダーガードつきのウエアはその頃は持ってなかった。
初心者じゃなくともパウダージャンキーやバックカントリーの人は必須アイテムだろう。
ウエアの袖口にパウダーガードがついてるのもある。
残念ながら俺のウエアにはそこまではついてないが、よく手をつく人にはあれば便利な機能だ。
パンツの裾がゴムで伸縮できるやつやボタンで留めるものがあるが、俺のパンツの裾はゴムで伸縮+ブーツの紐に引っ掛けるタイプのものだ。
だからブーツの紐が切れない限りパンツの裾が上がってすねが丸出しというかっこ悪いことにはならない(コレも俺が初心者の頃あったことだ)
雪が入りにくいということでいえばツナギもいいかもしれない。着替えやトイレは面倒かもしれないが
とにかく初心者ほど雪がウエアの中に入ってくることが多いし、そうなると一気にやる気を失うのでパウダーガードがついてるものを選んだほうがいいだろう。
やっと夏らしくなってきた、つーか猛暑でぐったりしてる。
俺は眩しいのに弱いので晴れた日はよくUVカットのサングラスをしてる。
ところで目に有害な紫外線は6~9月が一番多く、時間でいうと昼間が多い。
だから真夏の昼間はかなり危険だ
そして場所でいうと一番が雪の上、つまりゲレンデで、2番目が砂の上、つまり海岸ということになる。
そうすると紫外線ランキングは晴れた日の昼間のゲレンデと真夏の日中の海岸だ。
俺の最も好むシチュエーションなのに・・・
ところでそういった場所で裸眼の人がいる。
前に一緒に滑ってた女の子はゴーグルが似合わないからという理由で裸眼で滑ってた。
有害な紫外線を受け続けると角膜炎や白内障になる場合もある。
俺も最初の頃はゴーグルがなんか見づらいと感じてたのでサングラスして滑ってたが、転倒すると危険なのでゴーグルに替えた。
サングラスはどんな安物でもたいていUVカットされてるが、ゴーグルはどうなんだろう?
俺のゴーグルはケースにUVカットと書いてあるが、もしUVカットでなければ光を遮るだけで、紫外線は通してしまい、しかも光を遮ったぶん瞳孔は大きく開いてるので通常よりも多くの紫外線を取り入れてしまう。
みんなも自分のゴーグルがUVカットかどうか調べたほうがいいよ
先日ホットワックスについて書いたら、DMZさんも興味深い理論で書いてたので参考にしてください ↓
ところで滑走後に家に帰ったらまたワックスするわけだが、俺はクリーニング用ワックスで汚れを落としてから滑走したときに抜けてしまったと思われるベースワックスをして、最後に次行くゲレンデの状態を予測して滑走ワックスをかけてる。
ふだんスプレーワックスで済ませてる人やワックス初心者は「なんつーめんどくさいことを!」と思うかもしれないが、ベースワックスがしっかり浸透した板は見ていてウットリする。
なんかテカリが違うというか、ワックスが浸透してない板は乾燥したお肌みたいなものだ。
実は昨年くらいから話題になってるサーモでワックスを浸透させる機械が気になってた。
でも俺の基本はショップに任せず全部自分でやることを信条としてる(金ないし・・・)
で、DMZさんがワックスした板を天日で暖めるという方法を教えてくれた。
確かにこの時期では最もいい方法だろう。
しかし冬はどうか?と考えたときに名案が浮かんだ。
それは・・・
コタツに入れておけばどうだろう?
これこそ日本独自のサーモワックスだ!
今年はこの方法でどんどんワックス浸透させちゃうよー!
今年買ったスノーボードのカタログ見てるとプロライダーに聞いたポケットの中身という記事があった。
プロ2人のコラムで1人目はスノーボードクロスの藤森由香ちゃんだ。
中身は①ゴーグル拭き ②チョコレート ③スクレーパーで超身軽な状態で滑るのが好きみたいだ。
2人目は神尾義明って人で①飴 ②ゴーグル拭き ③ステッカーだった。
ゴーグル拭きは必須アイテムのようだ。
俺もいつもパンツの右ポケットに入れている。
そしてチョコレートや飴は疲れたときに食べるらしい。
俺は食べ物を持って滑ったりすることはないけど、バックカントリーする人は遭難の危険性も考えてエネルギーになる甘いものは持っておいた方がいいかもしれない
神尾さんのステッカーというのは自分のスポンサーになってくれてるメーカーの板などに乗ってる人がいたらあげるらしい(笑)
スクレーパーというのは初耳だが、春に滑るときソールがベタついたりしたらこれでスクレーピングするらしい。
藤森由香ちゃんらしい合理的な考えだ。
俺だとこれ以外に、最低限のお金とタバコと携帯灰皿と車のキーとミニドライバーセットくらいかな?
ゲレンデの規模にもよるけど、駐車場まですぐ行ける場合はお金やミニドライバーセットは車の中に置いてくる。
しかし駐車場からゴンドラなどに乗ってかなり上まで登るゲレンデの場合は何度も往復するのが面倒くさいのでフル装備になってしまう。
場合によっては緊急用の固形ワックスやブラシまで持って上がってしまうよ。
Author:kaz
骨折歴1回。
主な滑走場所:北陸、奥美濃、飛騨、信州、滋賀、兵庫など。
年間滑走日数10~20日
ウイスラーの麓に永住したいフリーライダー。